抗菌剤バクテキラー

バクテキラーは暮らしを守る抗菌剤。
暮らしの中の細菌やカビ・ウイルスの活動を抑制して、
快適な暮らしづくりに貢献する無機抗菌剤バクテキラーです。
バクテキラーを各種材料に抗菌・防カビ性を与えるために、
安定剤などを添加した加工品なども含めてご提供しております。

< 特 長 >
  • ① 抗菌金属イオンの無機系抗菌剤
  • ② 細菌やカビ/ウイルスの活動を抑制
  • ③ 抗菌剤/抗菌MB/小ロットの対応可能

抗菌メカニズム

抗菌性金属に基づく抗菌作用

銀イオンは、微生物を構成する
蛋白質のジスルフィド結合(−S−S−)・水素結合・チオール基(−SH)などをアタックして、
それらを切断・変性します。
その結果、微生物の細胞膜の損傷や、
酵素の失活による代謝機能の阻害などを起こし、微生物の増殖を抑制させます。

  1. 細胞壁・膜のタンパク質 酵素 Ag+

    銀イオンが細胞壁を破壊

  2. 酵素 Ag+

    酵素の働きを阻害

  3. 微生物の増殖を抑制させる

製品紹介

バクテキラー原体

品番 成分 平均粒子径
BM-102TG Ag-Zn系
BM-102VT Zn系
BM-103CL Ag系 0.5μ

※代表グレード

バクテキラーマスターバッチ

対応樹脂 品番 抗菌剤含有量
PE樹脂 OM-AJ203 15wt%
PP樹脂 PP0-10OM1 10wt%
ABS樹脂 ABS0-150M1 15wt%
PET樹脂 FK-65 20wt%

※代表グレード

バクテキラーの安全性

試験項目 試験結果 試験機関
急性経口毒性試験 LD50値: 5000 mg/kg以上 (財)日本食品分析センター 第OS1040370-3
変異原性試験 陰性 (財)日本食品分析センター 第OS1040370-5
皮膚一次刺激性試験 弱い刺激物である/P.I.I: 0.03 (財)日本食品分析センター 第OS1040370-4
皮膚感作性試験 陰性 (株)微生物技術研究所 第1214

※横にスライドすると図の続きが見れます

海外規制対応グレード

品番 成 分 平均粒子径
BM-102SD Ag-Zn系
BM-103NA Ag系 3μ、5μ、10μ

抗菌製品の商品化までの流れ

  1. 製品開発の
    お問い合わせ

    ①製品用途・使用材料の確認
    ②適したグレードを提案

  2. 使用材料を
    弊社に送付

    抗菌剤グレード並びに
    抗菌剤添加量確認テスト

    ①評価プレート試作
    抗菌剤添加量:
    2~3水準+抗菌剤無添加品

    ②抗菌性試験(有償)
    公的機関で実施し、
    ユーザー名で試験成績書を取得

    ③変色性試験
    耐候性試験
    (スーパーキセノンW.O.M)
    環境性試験
    (硫黄ガスによる評価)

  3. 抗菌剤グレード・
    添加量決定

  4. 製品
    試作

  5. 商品化

Q&A

<マーク取得について>

バクテキラーⓇを使用した抗菌製品にSIAA・SEK・バイオマスのマークを取得は可能ですか?

基準を満たした場合、取得可能です

マーク取得への協力は可能ですか?

協力可能です

<海外調達について>

海外生産を検討中です、対応可能な剤はありますか?

国により異なりますが対応可能な剤がございます。お問い合わせください。
※中国に子会社、各国に代理店がございます。

<安全性について>

安全性データはありますか?

SDSをご提示可能です。

<法規則について>

海外法規制や物質調査について教えてください。

米国 DFA,EPA、NSF、欧州法規制等、国外の許認可、RoHS、
REACH規則におけるSVHCについて回答できます。
お問い合わせください。

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